近代日本競馬の血統図を変えた馬
日本競馬の血統図を変えてしまった馬と言ったらなんでしょう?
過去を振り返ればたくさんいます
でも国内ではそうでも世界まで変えようとした馬は何でしょう・・・
そう
サンデーサイレンス
この馬でしょう 日本にこの馬がこなかったら世界で戦える馬はまだここまでいなかったでしょう・・・
昔の日本は
種牡馬の墓場
と言われてました 簡単に言うと海外から良い種牡馬を買う そしてその血は日本で止まってしまう(要は繁栄しない)
ではなぜ今の日本にサンデーサイレンス(以下サンデー またはSS)が入ってきたのでしょう・・・今じゃ日本の馬にSSの血が入ってない馬を探すのが難しいくらいのいい馬がなんで日本に・・・
1986年 アメリカで生まれる
そのサンデーは2度死にかけた
当歳時にはウイルス性の腸炎にかかり下痢が止まらず
二度目は二歳時馬運車が横転し乗っていた馬サンデーを除くすべての馬が死亡
もしこのどちらかでなくなっていたら…日本の競馬は全然違ったものになったでしょうね
じゃぁ成績が良くないから日本に来たの?
とんでもない!
14戦9勝 主な勝鞍 ケンタッキーダービー プリークネスS BCクラシック などG1を6勝
じゃぁなんでこんなにいい馬が日本に?
サンデーの父ヘイローの産駒成績が優れなかった ファミリーライン(母系)の評価が低かったことで地元アメリカでの評価は低かった
そこで日本の競走馬生産者の吉田善哉さんがサンデーを購入
血統評価が低い…そんな馬を日本で種牡馬入り
ところがどっこい!
SSの初年度産駒からG1馬をどんどん出す 三冠馬だってでちゃう!世界で走っちゃう!
SSの三冠馬は
の牡牝の二頭 しかも牡牝ともに三冠馬を出した種牡馬は日本ではサンデーのみ
そのサンデーの血が今では世界にも流れてます 昔では考えられないです 日本の血を欲しがるなんてこと・・・
ディープインパクトの血は欧州でもG1馬を出し、サンデーの子のハーツクライ(日本馬で唯一ディープに勝った馬)は地元アメリカでヨシダという名前の馬がG1を勝ってます 皮肉なものですねwかつてはサンデーの血を手放したアメリカでサンデーの血がこうして実績残すんですから 競馬って分からないものです
まだまだこれはほんの一部なお話
競馬ってホント分からないですねw ではいつになるか分からないが血統も話したいですね ディープ産駒ってどんな馬がかってるの?といってもディープインパクトは昨年7月に亡くなってるので今年生まれた子が最後の子です これからはその子供たちが日本を変えていくでしょうね